【初心者向け】ドローンのおける ”レベル” と ”カテゴリ”の違いについて解説【2025年版】

ドローンの始め方

ドローンに関わる用語としてよく ”レベル” や ”カテゴリ” という言葉が使われています

これらはドローンの飛行方法の分類なのですが、その違いが分かりづらくごっちゃになってしまっている人も多いのではないでしょうか?

実際、私もそうでした。

そこで、ドローンにおける ” レベル ” と ” カテゴリ ” について違いが明確になるように解説します

 

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″レベル″と ″カテゴリ″の違い

早速ですが、ドローンにおける ”レベル” と ”カテゴリ” の違いは、ざっくりいうと

 レベルは、ドローンをどのように飛行させるかを基準にしている

 カテゴリは、ドローン飛行におけるリスクの大きさを基準にしている

 では、それぞれを詳しく説明します

 

ドローンにおける″レベル″とは

ドローン技術の進歩や、日本のドローンに関する法規制の整備によって、ドローンの飛ばし方は段階的に広がってきました。
その過程で、”レベル”という考え方が生み出されました。

”レベル”とはドローンの飛行方法

操縦の仕方 = 操縦者のマニュアル操縦 / オート操縦、

操縦者の視野 = ドローンを見ながら(目視内)/ ドローンを見らずに(目視外)

飛行させる地域 = 第3者のいない無人地帯 / 第3者のいる有人地帯

組み合わせで考えるのが、”レベル”です

レベルの分類

2025年7月現在、ドローンの飛ばし方は レベル 1 ~ 4 に分かれます

レベル1 … ドローンを肉眼で捉えながら、パイロットが手動で操縦する

レベル2 … ドローンを肉眼で捉えながら、あらかじめ作成した飛行プログラム等で自動操縦させる

レベル3 … ドローンをモニター越しに見る、ドローンからの映像で位置情報を確認しながら(=目視範囲外飛行)、無人地帯の上を飛行させる

レベル4 … ドローンをモニター越しに見る、ドローンからの映像で位置情報を確認しながら、有人地帯の上を飛行させる

  • 無人地帯 … 人(第3者)が在る可能性の低い、海・川・森林・山や離島などのこと
  • 有人地帯 … 主にDID(人口密集地区)のこと

加えて、レベル3とレベル4の間に、「レベル3.5」という分類も設定されました(2024年から)

レベル3.5 … 有人地帯の補助者なし飛行において、(操縦ライセンス_目視外飛行の保持)(保険への加入)(ドローンカメラから地上の確認可能)の3つの条件を満たしてる場合に限り、事前に許可承認をえた場合に飛行が可能となる

Screenshot

ドローンにおける″カテゴリ″とは

 ドローンは大きいもので数十kgの飛行物体が空を飛ぶわけですから、飛行中に何かとぶつかったり、万が一墜落した時の衝撃は非常に大きくなります

 その為、飛行中に何かと接触する・墜落する可能性を下げること、万一墜落した際の被害を最小限に抑えるために、その大小に応じて航空法が規制を設けています

”カテゴリ”とは、航空法の規制に基づきドローンの飛行方法・場所におけるリスクについて分類化した考え方です

特に、飛行場所と飛行方法に関するリスクに応じてカテゴリ Ⅰ ~ Ⅲ に分かれます 

カテゴリの分類

カテゴリを分けるポイントは、下記の3つになります

 〇 飛行方法が航空法で定められている飛行方法に該当するかどうか 

 〇 飛行する場所が、航空法で定められている場所に該当するかどうか

 〇 飛行範囲において、第三者の立ち入りを制限する措置を行うかどうか

レベルとカテゴリの相関性まとめ

レベル と カテゴリ の関係は、以下のようになります。

○ カテゴリ という大きな枠組みの中に レベル が存在している 

○ 基本的にはレベルが上がる → カテゴリも上がる という傾向にあります

※レベル3.5飛行はカテゴリIIIに分類

″レベル″は、イメージとしてゲーム等でよく使うレベルと同じように、

レベルが上がれば、これまで出来なかった事が出来る様になり行動範囲が広がっていきます

対してカテゴリも、レベルと相関関係にあるように、

カテゴリが上がるほど広い範囲・視野でリスクを考えなければならなくなります

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ドローンにおける ” レベル ” と ” カテゴリ ” について違いが明確になったのではないでしょうか

ドローンを扱う人にとっては重要な考え方ですので、ここでしっかりと理解しておきましょう

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