TELLOの修理・モーター交換を簡単&綺麗に! 

ドローンの使い方

重さ100g未満の小型のドローン「TELLO」
航空法に抵触しないため、自由に飛ばすことができ、かつ飛行性能が高くバッテリーの保ちも比較的長いので、人気が高いドローンです。

【初心者から経験者までオススメ】100g未満ドローン「TELLO」が高性能&高コスパすぎた
2022年6月からの法改正に伴い、ドローンの飛行重量の規制が厳しくなりましたね100g以上のドローンは航空法の適用を受ける為、原則として国土交通省の承認を得ないと外で飛行させる事が難しくなりましたそのため、規制に引っかから...

そんなTELLOについて、モーターが故障してしまった際の誰でも簡単に交換できる方法をお教えします

もはや1家に1台レベル ⁈ 簡単に飛ばせる最高性能のトイドローン「TELLO」!
ドローンの入門機にも、子供のおもちゃにも最適なドローンを低価格で!


モーター交換の前に確認すること

モーター交換を実施する前に確認しておくことがあります
下記を確認して、不具合が改善しなかった場合のみ、モーター交換を行いましょう

・ファームウェアアップデート

Telloアプリ画面でファームウェア更新のアナウンスがされたら更新しましょう

Telloはデフォルトでスマホアプリと連動して操作を行います
スマホアプリ内で操作を行う際に、Tello本体のファームウェアが最新でない場合にアップデートを促されます。
古いファームウェアだと離陸できない場合がありますので、最新にするようにしましょう

・プロペラの問題

Telloには4枚のプロペラがついていますが、形状が異なるプロペラが2枚✖️2セットです

根本に低い凸部がついているプロペラは、同じように付け根部分に凸部がついているモーターに対応しています

プロペラの付け方を間違えるとうまく飛行できないので、プロペラが間違っていないかチェックしましょう

・キャリブレーションの実施

キャリブレーションを実施することによって不具合が改善する場合があります

キャリブレーションはスマホアプリの操作画面から実施することが出来ます

アプリを開き、設定(ギアのマーク)から「詳細設定」>「・・・」から
「IMUキャリブレーション」または「重心キャリブレーション」を実施できます

IMUキャリブレーションは、離陸できないなどの不具合がある場合に実施してみてください

重心キャリブレーションは、離陸は可能だが操作がおかしい、飛行時に一方向に傾くなどの不具合がある場合に実施してみてください

 

 

・・・上記の対策を実施しても不具合が改善しなかった、プロペラの回転がおかしい時はモーター交換を実施しましょう

必要な道具

モーター交換に必要な道具は、左から

・精密ドライバー
・ペンチ
・ハサミ(できれば先の細いもの)
・ピンセット

(ペンチとピンセットは無くても代用可能)

そして、修理したいTelloと換えのモーターを用意しましょう

交換方法

プロペラを外す

まず、調子の悪い(壊れた)モーターがどれかわかるように、テープなどで巻いて印をつけます

破損したモーターに取り付いているプロペラやプロペラガードを取り外します

通常、プロペラ取り外し金具が付属でついていますので、それを使います。

無い場合は、素手でも取り外すことができます

配線を取り出して切る

壊れたモーターの配線を取り出します。

配線は、本体とモーターを繋ぐアーム部分に2本隠れているので、先の尖ったピンセットや精密ドライバーの細いもので取り出しましょう。

取り出した配線を2本ともカットします。

ここでポイントですが
カットする位置は、なるべくモーター側に近い位置でカットしましょう

カバーを外す

TELLO本体のカバーを外します

カバーを外すことで、交換作業がやり易くなり、交換後の配線も綺麗に収めることが出来ます

裏側に4つねじ止めしてあるので、精密ドライバーを使って取り外していきましょう

カバーを外すとこのような感じ

壊れたモーターを取り除く

壊れたモーターをペンチで引き抜きます

たまにモーターの底部が分離して残る場合がありますが、その場合は裏側の隙間からピンセットなどで突っついてやると取り除くことが出来ます

新しいモーターを取り付ける

新しいモーターを挿入します。

先に配線を二つまとめて穴に通してやります(配線は白黒と青黒があります。必ず同じ色を使用します)

穴からピンセットで抜き出してやるとうまく通ります。

配線が通ったら、モーター部分を深く押し込みます。写真はペンチを使っていますが、素手でも押し込めます。

配線を繋ぐ

新しく入れたモーターの配線をカットします。

この時、2本の配線の結合部が重ならないようにカットするところをズラしましょう

それぞれの配線の先端5mmくらいを剥いて銅線を出します

配線をネジって繋ぎます

配線を綺麗にしまう

配線同士を繋いだ部分を、溝に押し込んでいきます。

結合部が隠れるようにしまうと見栄えが良くなり、配線トラブルも防ぐことが出来ます。

本体に近い方は、本体の脇の部分にスペースがあるので、そこに収めることができれば綺麗になります。

カバーとプロペラを付け、動作確認

カバーと取り付け、プロペラ&プロペラガードを取り付けます。

最後に、バッテリーを挿入して動作確認を行いましょう。

 

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Telloは屋内外で利用できるトイドローンですが、ずっと使っていると不具合が生じてきます

そういった時は、上記の不具合対策やプロペラ交換を実施してリフレッシュし、長く楽しんでいきましょう

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