面倒な申請不要!超軽量ドローン「HoverAir X1」をレビュー!

ドローンの使い方

「HoverAir X1」とは?

HOVERAir X1 Smartは、Zero Zero Robotics社が開発した超軽量の自撮り向けドローンです。


HOVERAir X1 Smart - 99gのAI飛行カメラ
ポチッと撮影、99gのAI飛行カメラ、AI自動追尾でハンズフリー撮影、ポケットサイズで持ち 運び簡単、ドローンの免許不要!

特徴としては、機体重量が99g未満であるため、日本国内での航空法による縛りがなくどこでも自由に飛行することが可能※1で、ドローンの届出なども不要です。

撮影性能もこのサイズの軽量ドローンの中では格段に良いため、YouTubeやInstagramの投稿にも適しています。

※1 無人航空機飛行禁止法は適用されるので、空港敷地内や重要施設では飛行NG。また、他者の土地上空や迷惑な飛行も絶対に行わないように注意して飛ばそう。

HoverAir X1は「99gの超軽量ドローン」なので航空法に引っかからない

ドローンを扱う上で絶対に知っておかなければならないのが「航空法」です
そしてこの航空法による難しい規制が、ドローンを飛ばしたい人のたか〜い壁になっています。

こちらに詳しく解説されてあります(国土交通省)

こちらも参考に↓

ドローン国家資格
” 無人航空機の飛行の安全に関する教則 ” 解説トップページこのサイトでは、ドローンの国家資格(無人航空機操縦者技能証明)を受験しようとしている方に向け学科試験の試験範囲である「無人航空機の飛行の安全に関する教則」...

そんな時に朗報です。
この「HoverAir X1」は、重量99gの超軽量のドローンなので、航空法の規制対象外です。

では、どれくらいこれが有難いかという例を挙げましょう。

普通のドローンを屋外で飛行させる:航空法規制対象

購入 → 国交相へ機体登録+リモートID登録 → 10時間以上の屋内練習(実績証明) → 
国交相へ飛行許可申請 → 申請書取得 → 飛行前の通報 → 飛行 (ここまで約1ヶ月)

HoverAirX1を屋外で飛行させる:航空法規制対象外

購入 → 飛行 !!!!!

こういうことなんです!
勿論、飛ばし方や場所、経験の有無によっては違いがありますが、HoverAir X1が現行の制度では非常にやりやすいドローンだということは間違いありません。

また、どこでも飛行させていいわけでもありません。
上述した無人航空機飛行禁止法」は適用されるので、空港敷地内や重要施設では飛行禁止です。
また、他者の土地上空や迷惑な飛行も絶対に行わないように注意して飛ばしましょう。

HoverAir X1 の性能

Screenshot

メーカースペック

離陸重量 99g(バッテリー含めて)
サイズ(高さx横x縦) 114mmx142mmx27mm
最大上昇/下降速度 1.5m/s
最大水平飛行速度 (海拔ゼロ地点、無風) 30km/h
最大飛行高度(海抜) 限界高度2000m
最大飛行時間 10分(無風で7km/hの速度で飛行時に測定)
最大ホバリング時間 9.5分
最大風圧抵抗 7.9m/s(スケール4)
動作環境温度 0℃~40℃
対応USBポート USB-C
動作Wi-Fi 2.4GHz帯(日本国内では、5.8GHz帯は使用不可)
ストレージ容量 32GB
バッテリー容量 690mAh(Li-ion)

HOVERAir X1 Smart - 99gのAI飛行カメラ
ポチッと撮影、99gのAI飛行カメラ、AI自動追尾でハンズフリー撮影、ポケットサイズで持ち 運び簡単、ドローンの免許不要!

HoverAir X1の飛行性能

HoverAir X1は、100g未満のトイドローンの中では抜群の飛行性能を誇ります。

ホバリングの安定性 :ホバリング(空中で停止する能力)は安定していて、
 その場で10〜20cm程度左右に動くことはあっても、ふらつく感じはじません。

耐風性能 :外での飛行でも、風の影響を受けずに飛行できます
 他のトイドローンは少しの風でもすぐに流されてしまうので、性能の高さが窺えます
 ただし、風の強い日(風速4m/s以上)の飛行は控えましょう。

バッテリー駆動時間 :バッテリー1個の駆動時間は10分です。
 少し短いと思うかもしれませんが、他のトイドローンはせいぜい5分程度なので、2倍の長さです。
 アウトドアやスポーツなどで長時間飛行したい時は、予備バッテリーを購入するか、
 バッテリー3個のオールインワンセットを購入しましょう。



HoverAir X1の空撮性能

画像最大サイズ 4000×3000(1200万画素) HDR:2592×1940(500万画素)
動画解像度 2704×1520@30fps、 1920×1080@60fps、 1920×1080@30fps (HDR)

動画撮影:最大2.7K(2704×1520)で30fpsの動画撮影が可能で、1080pでは60fpsや高画質撮影にも対応しています。

↓参考動画

写真撮影:静止画は最大4000×3000ピクセルの解像度です。
ジンバル(カメラの向き移動)と電子式ブレ補正を備えており、安定した写真撮影が可能です。

個人的なイメージですが、スマホよりも少し画質が落ちるかな程度です。
他のトイドローンは明らかに画質が劣るので、HoverAir X1は気になりません。

どんな人におすすめ?

HoverAir X1 smart は、AIによる自律飛行と簡単な操作性により、初心者でも安心して使用できます。

自分で操縦するラジコンカメラというよりも、自分専用の空中カメラの様な位置付けです。

そのため、ドローンの操縦経験がない方や、自撮りやSNS向けの映像を手軽に撮影したい方に適しています。

なお、2024年8月には、カメラ性能が向上した「HoverAir X1 Pro」および「X1 Pro Max」モデルが発表されました。これらの新モデルでは、4Kや8Kでの高解像度撮影が可能となっています。

HOVERAir X1 Smartは、手軽に高品質な映像を撮影したい方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

向いていないユーザー:

ドローンを自分で操縦して色々なものや景色を見に行きたい人、ドローンを練習したい人には向いていません。そういった人にはこちらがおすすめです↓

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HoverAir X1の遊び方!

主な遊び方:

AIによる自律飛行が特徴で、以下の撮影モードが用意されています:

ターゲットロック: 被写体の方向を向いてその場にとどまる。

ホバリング: 指定の高さで静止。

ズームアウト: 被写体から徐々に離れて撮影。

オービット: 被写体の周囲を回る。

俯瞰撮影: 被写体の真上に上昇して撮影。

これらのモードにより、簡単に多彩な撮影が楽しめます。

Screenshot

まとめ

HOVERAir X1 Smartは、超軽量の自撮り向けドローンです。
日本国内での航空法による縛りがなく比較的自由に飛行することが可能です。

撮影性能飛行性能もこのサイズの軽量ドローンの中では格段に良いため、YouTubeやInstagramの投稿にも適しています。

特に、ドローンの操縦経験がない方や、自撮りやSNS向けの映像を手軽に撮影したい方に適しています。

逆に、ドローンを自分で操縦して色々なものや景色を見に行きたい人、ドローンを練習したい人には向いていません。
そういった人には「Tello」「DJI mini2」「DJI NEO」がおすすめです。



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