【レビュー】最新ドローン「DJI NEO」 の飛行性能&コスパを調査

ドローンの使い方

DJIが2024年9月に発表した「dji neo」は、超軽量・コンパクトなドローンで、手軽に高品質な映像や写真を撮影できるモデルです。

なんと言ってもそのウリは、今までのDJI製品の中で一線を画すサイズと軽さを誇ります。
(telloという更に小さなトイドローンも出ているが、スペックは比べ物にならない)

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これからドローンを始めたい人・練習したい人にうってつけと言っていいドローンですが、
では実際にどこが他と違って何が良いのか実際に飛ばしてみて検証しました


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飛行性能

【基本スペック】
重量: 約135gと非常に軽量で、手のひらからの離着陸が可能です。
最大飛行時間: 18分
操作方法: 送信機なしでも、スマートフォンのDJI Flyアプリや音声コマンドで操作できます。
安全性: フルカバーのプロペラガードを備えており、屋内外問わず安全に飛行できます。

操縦の手軽さ

掌からの離発着が非常に便利です。離発着場所に気を遣うことなく飛行できるので、
サッと取り出してすぐ飛行、回収もすぐに行えるのは非常に楽です。

また、他のドローンとは一線を画すミニサイズなので、さまざまな場所に入っていけます
小回りも効くのでよりダイナミックな映像も撮影できます。
プロペラガードの装着の手間が無いのも地味に嬉しいポイントです。

安定感

ホバリングの安定感は、10〜20cm程度のふらつきしか無く、非常に安定しています。屋内で実際に行ったホバリング確認では、ほぼその場で静止してくれました。

DJIの最新ドローンだけあって、さまざまなセンサー技術・姿勢制御技術が詰め込まれています。

耐風性・耐衝撃

これだけ小型で軽量だと、屋外で飛行させる時に風に流されないか心配になるが、カタログスペックでは8m/sという結構な強風まで耐えれるようになっています。
基本的にドローンは、5m/s以上の風では飛ばせないので、飛ばせる環境下では問題無しという性能。

そこで、このDJI NEOは実際どのくらいの風に耐えれるかを検証してみた。

【屋内検証動画】
扇風機で約3m/s程度の風を人工的に作って検証してみました。

3m/sの風程度なら、ホバリングの安定感はほぼその場を維持できているのがわかります。
着地も30✖️30cmのマットに着地できています。

さらに、耐衝撃性にも優れており、1m程度のところからの落下(下は木製タイル)、及び低速での壁(木製のドア)への衝突を実際に行ってみましたが、見た目に問題は見られず、動作も正常でした。

ドローンは一度ぶつかって落下してしまうとアウトなイメージがあったので、この耐久性は有難いですね

勿論、目に見えない傷や異常が起こっている可能性がありますので、「ぶつかっても大丈夫!」とはなりません。できる限りぶつからないように飛行しましょう。

主な遊び方

DJI Neoは、AIを活用した被写体トラッキング機能「クイックショット」を搭載しており、以下のような撮影モードがあります:

ドローニー: 被写体から後方かつ上方に離れていく撮影

サークル: 被写体の周囲を円を描くように飛行

ヘリックス: 被写体の周囲を螺旋状に上昇しながら撮影

ロケット: 被写体の真上に急上昇して撮影

これらのモードにより、サイクリング、スケートボード、ハイキングなど、さまざまなアクティビティで魅力的な映像を簡単に撮影できます。


カメラ性能

【基本スペック】
センサー: 1/2型イメージセンサー
写真: 1200万画素の静止画撮影が可能
動画: 4K(3840×2160)で30fps、または1080pで60fpsの動画撮影に対応
安定化: 高度なAIアルゴリズムと電子式ブレ補正により、安定した映像撮影が可能

写真&動画の綺麗さ

スマートフォン(スマホ)のカメラのセンサーサイズは、一般的に1/3型や1/2.3型ですので、スマホで撮影するよりも綺麗な写真を撮影することができます。

動画も申し分ありません。
何より、そのサイズを活かしてこれまでのドローンでは撮れなかったダイナミックな映像を可能にします。

データ容量

DJI NEOには内蔵メモリが、22GB搭載されています。
これは、4K動画を約45分保存できる程度の容量です。1日使用するには十分なデータ容量ですね。

どんな人に向いてる?

おすすめのユーザー:

ドローン初心者や、手軽に高品質な映像や写真を撮影したい方に最適です。
特に、SNS向けのコンテンツを作成する方や、旅行先での思い出を記録したい方におすすめです。

DJI Neoは、その手軽さと高性能を兼ね備え、多くのユーザーにとって魅力的な選択肢となるでしょう。

ただし、100gを超えるドローンであるため、航空法の規制対象となっています。
屋外で飛行させる際は、航空法の規制対象となる空域や飛行方法をよく理解した上で飛行させましょう。

まとめ

以上をまとめると、

飛行性能は、
安定性・耐風性・耐衝撃性能は他のDJIドローン同様に高性能で屋外飛行に適している

カメラ性能は、
スマホ以上の綺麗な写真&動画が撮影でき、SNSやYoutubeへの投稿も申し分なし。

遊び方はいろいろ、
初心者でもプロのような画角や操作での撮影ができる自動アクションが搭載されている

こんな人におすすめ
初めてドローンを購入する人にはもちろん、すでに持っている方にもサブ機や小型タイプとしてもおすすめ!

初めての方は、航空法や無人航空機飛行禁止法、その他条例をしっかり理解して飛行しよう!

購入価格
DJI Neo(機体単体): 34,100円

DJI Neo Fly Moreコンボ: 58,300円(RC-N3送信機、バッテリー3本、充電ハブなどが付属)


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