こんにちはヤーコです。空撮目的で一からドローンを始め、練習・勉強しながら、その過程をこれから始める人向けに記録・紹介しています
ドローンに使用するバッテリーは、リポバッテリーと言われる軽くて高出力なものですが、
正しく扱わないと早く劣化したり、爆発などの危険があります
今回は、リポバッテリーの正しい充電方法と保管方法を調べたので
初心者の方にも分かり易く、解説致します
ドローンに使用されるバッテリーの種類、構造、性質
ドローンに使用されるバッテリー（蓄電池）は
リチウムイオンポリマーバッテリー、略してリポバッテリーと言われます
一般的なアルカリ乾電池、マンガン乾電池のような使い切りではなく、
充電することによって繰り返し使用することが出来ます
軽量小型の割に高電力を取り出せる事が特徴です
デメリットとしては、温度変化に弱い、衝撃に弱い、過充電・過放電によって劣化したり、爆発の危険がある事が挙げられます
リポバッテリーの充電方法
リポバッテリーの充電は正しく行う事で
バッテリーの劣化を防ぎ長く使用できるだけでなく、安全にも繋がります
リポバッテリーを充電する時のポイントを紹介します
充電は必ず使用するドローンに対応した専用の充電器で行いましょう
純正品以外のバッテリーや充電器は、故障や事故につながる恐れがあります
純正の充電器以外を使用したことでトラブルがあっても、メーカーは基本的に保証してくれません。そのため長期的な目線で純正のバッテリーや充電器を使用しましょう。
出来れば充電時はリポバッテリーを金属トレーなど不燃性の容器に入れて充電する事がおすすめです
もしもリポバッテリーが充電中に膨らんだり、異常に発熱する場合は即刻充電を中止し、可燃物のない屋外等へ出して発熱が収まっている事を確認してください。
バッテリーの劣化が気になったら。。。
バッテリーチェッカーを使用してみましょう
充電器の前に電圧計でリポバッテリーの電圧を測り、1セルあたりの電圧が 3.0V ～ 4.2V の範囲内にある事を必ず確認してください。
※セルごとの電圧が0.03v以上ずれている場合は、バランス充電等を実施して、改善しない場合には廃棄してください。
バッテリーのフル充電は控える
ドローンのバッテリーは100％のフル充電状態を避けるようにしましょう。
なぜならフル充電状態にあると、劣化が早まってしまうからです。
特にしばらくドローンを使用しないのであれば、40〜65％まで放電するようにしてください。そうすることでバッテリーのパフォーマンスを保つことができます。
ですが、毎回バッテリーをチェックして、都度バッテリーの充電状態を40～65％に保つのは面倒ですよね・・・
DJI社のインテリジェントフライトバッテリーは満充電から数日で自己放電するようになっており、
自動でバッテリー残量40〜60%の状態で保管できるようになっており、おすすめです
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リポバッテリーの保管方法
リポバッテリーは正しく保管することによって、劣化を抑制し長く使用することが出来ます
保管する際のポイントについて紹介します
保管環境は風通しが良く、乾燥した場所がおすすめ
リポバッテリーを保管する理想の環境は、保管温度22〜28℃、湿度40〜50％です。バッテリーは精密機器と同じ扱いになるので、高温・多湿を避けて保管しましょう。
特にリポバッテリーは高温に弱いため、直射日光の当たる場所や夏場の車内のような熱がこもりやすい場所には要注意です。故障だけでなく、発火や爆発のような重大な事故が発生する可能性もあります。
特に車内などは高温になるので注意が必要です。
飛行が終わったら、必ず機体からリポバッテリーを取り外してください。
飛行後は必ずドローン本機からバッテリーを取り外しましょう
接続されたままだと電力が流れ続けバッテリーの劣化を早めますし、稼働後の熱が逃げられずにドローン・バッテリー両方に悪影響を及ぼします
バッテリーの残量をチェックし、少ない場合はある程度充電しておきましょう
長期間の未使用は避ける
リポバッテリーは自然放電するため、長期間放っておくと過放電を起こしてしまいます。
過放電が続くとバッテリーの劣化が早まり、充電できない状態になってしまう可能性があります。
そのため長期間の未使用状態は避け、定期的にチェックしましょう。
やってはいけない事
高温になる場所に置かない
リポバッテリーは高温に弱いため、直射日光の当たる場所や夏場の車内のような熱がこもりやすい場所には要注意です。
故障だけでなく、発火や爆発のような重大な事故が発生する可能性もあります。
特に車内などは高温になるので注意が必要です。
低温状態で直ぐに使用しない
低温状態（０℃未満）で飛行すると、バッテリー電圧が著しく低下し飛行トラブルを招きます
カイロなどで少し温めてから使用するようにしましょう
バッテリーはゼロまで使い切ってはいけない
バッテリーを使い切り過放電になるとリポバッテリーはお餅のように膨れ上がってしまいます
これは内部でガスが発生して起こる症状で、こうなるとそのリポバッテリーは使用できません
必ずバッテリー残量は少し残るようにしましょう
バッテリー残量が表示されないドローンのについては、飛行時間を計測しながら、バッテリー残量が25～30%程度で飛行を終了させるようにしましょう。
落としたり、ぶつけたりしない
リポバッテリーは衝撃によって内部の回路が切れ、接続不良や発火の原因にもなります
落として衝撃を与えたりしないようにしましょう。
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